392121 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

プチレポ15:切手と小為替

プチレポ15:切手払いと定額小為替払い

出品をしている方の中には「切手払いオーケーです」という方も時々見受けられますよね。確かに出品をしていて、「切手払いはできますか?」という質問をよく受けます。多分、出品するとすぐに質問されると思いますので、これから出品しようと思っていらっしゃる方は、一度方針を考えておいた方がいいと思います。

なぜ、切手払いなのか?私にはちょっと謎でした。切手で支払うということは、現金の振込みと異なり、郵送することになりますよね。ただでさえ郵便事故が多いといわれている中、郵便事故の危険が二重になるのに、なぜ敢えて切手払いなのか。

多分、切手をミニレター(簡易書簡:料金60円)で送れば、ぱるるの送金料金130円よりも70円安く送金できる、ということなのだろうと思います。後は、切手があまっているので、切手で払えれば払いたい、という場合もあるでしょうね。

出品している側としては、できるだけ入札者の方のご都合を聞いてあげたいところなのですが、切手払いについては少し注意をした方が良い点がありますので(だいたいが、郵便局の取り扱いを説明するだけなのですが)、コメントしますね。

切手は、郵便局で現金に換金することはできません。初歩的な知識ではありますが、これが結構難点なんですよ。切手は、他の金額の切手やはがきと取り替えることはできますが現金化はできません。しかも、取り替えるのにも1枚につき5円の手数料がかかります。これは金額がいくらの切手でも同じです。

たまに、切手払いが来る分にはたいした影響はありません。でも、「切手払いを承ります」と表立って表示してしまうと、出品するカテゴリによってはかなりの確率で切手払いが来ることが予想されます。私の経験では、育児用品や育児雑貨はまず大抵の場合「切手払いできますか?」という質問が来ています。切手払いを受けると決めたのはいいけれど、切手がたまってしまって困っている、という話はよく聞きます。「絶対にいや!」と突っぱねるのも程度問題という気がしますが、「○円まで」と歯止めをかけておくのが無難なところでしょうね。

切手払いと似たようなものに「定額小為替払い」というのがあります。これは額面が決まっている小為替が郵便局で取り扱われているのですが、それによる支払い方法です。1枚につき10円の手数料がかかりますので、金額の組み合わせ方によっては、数十円の手数料がかかるわけですが、それでもミニレターで送付すれば大抵の場合、ぱるるの送金手数料130円よりも送金手数料は安く済みます。定額小為替は、郵便局で現金化ができますので、その点では安心ですね。

私は、基本的に「切手払い」ではなく「定額小為替」での支払いをお願いしています。「切手払いをお受けすると、切手ばかりがたまってしまって困った経験があるので」という理由でお許し願っているのです。そのために、端数金額が出たときには、その分をオマケしちゃうとか、端数は切手でも良いとするとかしています。大抵はオマケしちゃうんですけどね。でも、一円落札とかの場合はオマケのしようもないし、おそらく落札者の方も期待はしていないでしょう。そこまでいっちゃうと、「切手払い」も仕方ない気がします。

「切手払い」が楽天フリマの中で普通になっていくならば、自分が落札者になった時に使えるし、いいかな?と思った頃もあったのですが、実際に出品を始めると、なかなか落札する側にまわるのは難しくなってきたりします。売る人と買う人が比較的はっきりと分離していることが多いのもうなずけます。そういう中では、切手払いはやはり「どうしようかな?」と思うポイントの一つ。

実は、私が「できれば切手払いは受けたくないなあ。」と思う理由は他にもう一つあります。それは。。「切手払い」を希望する方のメールって、ちょっとツッケンドンな印象を受けることが多いのです。もちろん、全部じゃありませんよ。とっても感じの良い方だっていらっしゃいます。でも、高い確率でそう感じるのですよ。私のお取引経験はそう多くはないので、たまたまそういうことが重なってしまっただけなのでしょうけど。でも、そういう場合、「もし、切手が郵便事故で届かなかったら、この人はどんな反応をするんだろう。」と想像してしまうんですね。そりゃあ、その危険は切手払いを希望した方に負担してもらわなくては困るわけですが、そうすんなりと事が運ぶような気がしないのです。これってちょっと考えただけでも気が重い。だから、切手も小為替もなしで本当は振込みオンリーで行きたいことは行きたいのです。

お金のことについては、考え方の個人差が大きいので、どの辺で妥協するかは慎重に考えた方がいいと思います。「えっ!そんなことを言うの?」ってびっくりすることってお金に関することでは意外と多いです。オークションは開催する方が、詳細を決めることができるのですから、その利点を多いに利用して納得できるお取引をしてくださいね。

プチレポトップへ
ホームへ  

   

 



© Rakuten Group, Inc.